名作を追い抜く勢い! 『女王陛下のお気に入り』
『女王陛下のお気に入り』
第91回アカデミー賞、最多の10部門ノミネートし、オリヴィア・コールマンが主演女優賞を獲得!!おめでとうございます!
掲載元: http://www.foxmovies-jp.com/Joouheika/sp/
【STORY】
18世紀初頭、フランスと戦争中のイングランド。揺れる国家と女王のアンを、幼馴染のレディ・サラが操っていた。そこに、サラの従妹で貴族から没落したアビゲイルが、召使いとして働くことになる。サラに気に入れ、待女に昇格したアビゲイルだったたが、生き残りをかけてその野望が芽生えはじめるー。
【感想】
ブラックジョーク満載で、女の強さが描かれている物語。
主演女優賞受賞のオリヴィア・コールマンをはじめ、エマ・ストーンやレイチェル・ワイズの腹黒くて美しい演技で、映画の世界に引き込まれていきます。
『LA LA LAND』から一転、エマ・ストーンは悪女役を熱演し、新境地を見せてくれます。
細部にまでこだわったセットや撮影に圧巻。
ため息をつくほど豪華な美術や衣裳に、ライトは使用せず、自然光とロウソクの光のみの撮影技法にも驚きました!
ラストシーンの多重露光のような演出では、幻想的かつ喪失感のようなものを感じました。
女性陣以外にも、英国イケメン俳優のニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンも見逃せない!
現在、来場者数が増えており、『スリー・ビルボード』を上回る勢いを見せているようで、今後も目が離せません。
【好きな名言】
真実の愛とは嘘をつかないこと
★★★
自分に自信が持てないときに観てほしい
1本
【DATA】
監督/ヨルゴス・ランティモス
キャスト/オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズほか
上映時間/2時間
『グリーンブック』人種差別を超えた、涙あふれる友情の物語
2019年アカデミー賞 作品賞・助演男優賞・脚本賞 3部門受賞の名作!!!
いま最も観たい映画『グリーンブック』!
引用元:https://gaga.ne.jp/greenbook/index.html
【STORY】
1962年のアメリカを舞台に、ガサツな白人運転手のトニーとインテリの黒人ジャズピアニストのドクターが、人種差別の厳しい南部のコンサート・ツアーへ黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を持って、出発することに。旅の終わりに起こる奇跡とはー?
【感想】
予告だけで、観る前から泣きそうですよ。
今作は、人種差別を描いた作品で、
真逆の性格のトニーとドクターが出会うことから物語は始まります。
生まれも育ちも違う2人が理解し合うのは簡単なことではないけれど、一緒に過ごしていく中で、友情が芽生えていく描写がとても素敵!人種差別を越える熱い友情に心打たれます。
ピアノの上のグラスなど、細かい部分まで伏線があり、そこも注目して観てほしい。トニーの奥さまも、トニーのことを理解した、本当に良い奥さまで、温かい映画でした。実話というのもまた考え深いものがありますね。
【好きな名言】
寂しいときは自分から先に手を打たなきゃ
裕福だが寂しい気持ちでいっぱいのドクターに
トニーが言った一言。
★★★★
落ち込んだときなどに
観てほしい1作。
自分らしくいることの大切さを改めて感じます。
【DATA】
監督/ピーター・ファレリー
キャスト/ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ ほか
上映時間/2時間10分
https://gaga.ne.jp/greenbook/index.html